断熱性能は グラスウール16Kの約5倍以上、厚みが欠点の
硬質石油系断熱材 ( ウレタン系 )
と同等となります。
断熱性能の実験の結果、同じ建物、同じ断熱構造で
硬質石油系断熱材 ( ウレタン系 )
とウッドファイバーを比較した場合
硬質石油系断熱材 ( ウレタン系 )
より10mmも薄いのに夏場で6度も涼しい結果が出ました。
これはグラスウール16Kの約5倍以上の性能がある事を示します。
断熱材といってもさまざまな製品がありますが冬の暖房費節減に長けた素材が、夏の暑さから守る断熱効果があるとは限りません。と
ウッドファイバーなら外気の熱が内側まで浸透するのに長時間が掛かるので
夏場の屋根裏部屋でも快適さを維持できます。
これに対して、従来の
硬質石油系断熱材 ( ウレタン系 )
は夏の暑さには役不足で
夕刻は、まだ外気の温度が高いので換気をしても断熱材に溜まった熱が放熱しきれず蒸し風呂状態に。
ところがウッドファイバーの場合、冷暖房を止めても温度変化はゆるやかで
たとえば外の気温が -16 ℃ でも 室内は7 ℃ 〜 10 ℃ に安定して保持されます。
それはウッドファイバーの熱緩和特性と温度変化に伴う熱の伝達時間が
鉱物繊維断熱材とくらべて約 2倍も優れているからです。
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