¥4,600 (税込価格 ¥5,060)
<1/100>の立面図に特化し、標準的な開口部パターンを網羅した、手拾い用定規【拾い出しテンプレート窓<縮尺1/100>】が完成しました。
それぞれの窓には、窓略称サイズ(黒文字)、開口面積(赤文字)、窓廻り四辺長(青文字)を記してあり、図面に窓をあてがうだけで、これらの数値が計測せずともすぐに割り出すことができます。
説明
ストーリー
- 【超絶時短】業界革命!今まで手間だった積算拾い出しを秒速で。時間のかかる見積算出作業から解放!
- 【サイズ網羅】ほとんどの既製品窓サイズ(縦横両用)をカバー。定規機能で作図も一発!
- 【使用簡単】窓サイズ、面積、長さ、すべてを網羅。これ一つで面倒な計算の手間なし!
建築業界の見積作業に時短革命!
建設業界に当たり前のようになっている無料見積もり。
時間も手間もしっかりとかかるのでできれば有料にしたいけれど、実際はそうもいかないことがほとんどですよね。
もっと早く、もっと楽に済ますことができれば、無料でも仕方ないと割り切ることができるでしょうが、そのためには、高額な拾い出しソフトウェアを購入するしか方法がありませんでした。
しかし大企業ならまだしも、大多数の中小建設関連業に携わる者にとっては、なかなかおいそれと手を出せる金額でないのは確か。あきらめて立面図の上でひとつひとつコツコツと長さを測り、電卓を叩き‥というのが見積もり作業の現実なのではないでしょうか。
そんな建築業者の悩みを何とか解決する方法はないのか?
そこで我々が編み出したのが、手間も時間もかからず、誰でも手が届く費用で、見積もり計算の手拾い作業が誰でも簡単にできる道具。
ついに、完成させました。
立面図の手拾い作業に特化した定規、
【拾い出しテンプレート窓<縮尺1/100>】
1.主に使われる立面図の縮尺が、多くのケースで<1/100>であること
2.窓や扉など開口部のサイズパターンが、限られていること
これらに着目して、<1/100>の立面図に特化し、標準的な開口部パターンを網羅した、手拾い用定規【拾い出しテンプレート窓<縮尺1/100>】を完成させました。
それぞれの窓には、
・窓略称サイズ(黒文字)
・開口面積(赤文字)
・窓廻り四辺長(青文字)
を記してあり、図面に窓をあてがうだけで、これらの数値が計測せずともすぐに割り出すことができます。また、窓を使い製図することも可能です。
実際に従来の定規を使用した拾い出し作業と、この、手拾い用定規【拾い出しテンプレート窓<縮尺1/100>】を使用した拾い出し作業で、作業時間を比較してみました。
なんと、全作業平均して73%ものスピードアップを達成しました!!!
理由は…もちろん、拾い出しに必要な数字が、計算しないでもひと目でわかること、これにつきます。
しかも…
簡単かつ正確な計算を実現
既製品サイズはサイズが決まっていますので、目盛りの目測で測る場合はどうしても数値の精度が低くなりますが、拾い出しテンプレートを使用すれば、既製品サイズであるならば常に正しい数値が割り出せます。
相見積りが常識となりつつある中で、数値が不正確であることは致命的なこと。
見積りを比べられ、他社と比べて極端に面積や長さが少なかったり、極端に多かったりするのはお客様への信用に欠けますし、発注する材料を間違え、利益を損ねる原因ともなります。
出来るだけ正確に拾い出しする事はお客様にとっても工事担当者にとっても重要だと考えています。
しかも、素人がやっても玄人がやっても、同じ開口に合わせれば同じ数値を拾い出せるので誤差がありません。
貴方の頭が一番賢い
専用のソフト・アプリケーションを購入すれば積算は早く出来る事は皆様もお分かりだと思います。
[ここからは開発者本人の実体験です。]
私もCADや建築用ソフトを使用してきましたが、まずそのCADやソフトになれる事に苦労しました。
ソフト独特の配置や入力方法から覚え、いくら簡単とは言え標準以上なPCスキルも必要になる事が多く、1つを使いこなすのがやっとでした。
建築用ソフトは自分がやりたいことを全て網羅しているものは少ないので、複数のソフトを併用して行い、結局細かいところはアナログで行う部分も出てくる事が多かったんです。
そのソフトにかけるお金、覚える時間や手間を考えると拾い出し積算においては手拾いの方が早かったんです。
建築業界人の口癖で「それが一番早いでしょ!」って口ずさむことありませんか?
業界同士の会話ではよく出てきます。
「それが一番良いでしょ!」とは言わないですよね?
これは良い意味での建築業界用語だと思います。
「早い」という言葉の中身は、「管理する側と施工する側お互い納得いく施工でやりやすく、費用内で見た目もよく上手く収まるって」意味が込められていますよね!
このテンプレートを使う事も全く同じだと考えています。
では実際の使い方を見ていきましょう。
開口部の面積がすぐわかる!
開口部面積の拾い出し、実際の作業の様子です。
全体の面積から開口部を引くことで簡単に面積が出ます。
通常のサイズが無ければ縦にしてお使い頂く事も出来ます。
1.<1/100>縮尺の図面を用意し、
2.図面上の窓や扉とぴったり重なる窓を探し、赤文字の数値(開口部面積)を記入。
3.記入した数値をもとに、必要な計算をします。
ぴったり当てはまる窓がない場合は、上部の目盛りを使用して測ることも可能です。
開口部の長さがすぐわかる!
窓廻りの長さを拾い出した、実際の作業の様子です。
シール施工やモール、板金施工などに便利です。
1.<1/100>縮尺の図面を用意し、
2.図面上の窓や扉とぴったり重なる窓を探し、青文字の数値(窓廻り四辺長)を記入。(※扉部に関しては床や敷居を考慮して長辺x2、短辺x1 計三辺長となっていますので必要に応じて短辺を加算してください。)
ぴったり当てはまる窓がない場合は、上部の目盛りを使用して測ることも可能です。
開口部の描画もカンタン!
拾い出しだけでなく、作図に使用することも可能です。
1.<1/100>縮尺の図面を用意し、
2.基準線(FL、窓台高さ、まぐさ高さ等)を決めます。
3.基準線に合わせて開口サイズを選択し、上部または下部をあてがい、開口内に沿ってシャープペンシル等でなぞります。
※お届けする最新バージョンには上下左右中央線が入っていますのでより便利になりました。
サンプル品ご使用の反響
商品開発の段階で各種建築業の方々に試用していただいた実際の声です。
・塗装業:(株)アール・エイチ・ワン 代表取締役 久保 様
見積りをする際、積算からやる事が多いのでこのテンプレートを使ってみました。特に窓廻りのm数とm²を割出すのが、合わせるだけで両方出せるのでいくつも図る作業が一回ですみます。相当な時間の短縮に感激しています。
・住宅総合商社:トヨシマ住宅資材販売(株) 代表取締役 豊嶋 様
断熱材、合板の拾い出しに重宝すると思います。 サイズが決まっているので誰が拾っても大差なく数字が変わらないのはいいですね!
・塗装業:(株)KGK 代表取締役 神賀 様
ズバリ使えます!素晴らしいです。もっと早く出会いたかったです。 商品化されたら必ず買います。m²だけでなくシールの打ち替えのm数も拾えるのでとっても便利です。
・板金業:(有)長渕建築板金 長谷川 様
外壁板金材の材料拾いにピッタリです。 窓周りをm²と同時にm数を拾えるのもありがたい。完成品が楽しみです。欲を言えば三角切り抜きバージョン(勾配用)もあるといいです。 (※勾配用は第2弾で考案中)
・鋼製建具業:進和住設 営業部長 鈴木 様
取引先からサッシの見積もりを頼まれる時、サイズの記載がない図面があるんです。いつもは平定規で1つ1つ拾っていましたが、これがあれば1発で全てわかるので重宝し ます。
・塗装業:(株)清水建装 代表取締役 清水 様
発想が面白いですし、今まで無かったことが不思議ですね。 使い勝手も良いですし、あれば使えますね。
数量を測る時は図面で測りますが、1.8幅なら2って感じで多めにマイナスm²にしているのが現状です。これならしっかりとしたマイナスが分かるので便利です。
・塗装業:(有)神戸塗装店 神戸 様
うちの会社では町場は図面から拾う事はあまりありませんが、たまに図面で見積もり依頼が来ると慣れてないせいもあり、窓や開口部が面倒くさすぎるって思ってしまいます。 そんな時、これがあったら楽になり助かります。
開発ストーリー
建築に携わり、図面と向き合う者にとって、「こんな物があればいいのに」と思えるアイデアを体現した、
手拾い用定規【拾い出しテンプレート窓<縮尺1/100>】。
もちろん、それはどこにも売っていませんでした。
なら自分で作るしかない。それに、これがあって助かるのは自分だけではないはず。おそらくすべての同業者の役に立つはず。これは実現させるしかない。
その確信のもとに試作を開始しますが、それは長い道のりでした。
試作品1:原型
拾い出しプレートの原型。厚紙に1/100サイズの開口部をカッターで切ったもの。自社で計9年使用した。破損を繰り返し同様なものはこれで3回目になる。厚紙の為、長年使用していると傷み、切れたり、字が薄くなったり壊れやすかった。
試作品2:3Dプリンター
3Dプリンターを用いて数字に凹凸を付けて作成したもの。厚紙よりは耐久性が増したものの、製作精度が荒く、開口の切り抜きも雑だった。また厚みがあり、数字に色付けが出来ず3Dプリンターでは量産製作出来ない事が分かった。
試作品3:成型樹脂製に変更
初の成型樹脂での製作。形的には発案者の理想に近いものとなった。おもて面に印刷をかけたものだった。字のぼやけが目立った。
試作品4:図面との同化
裏面印刷になって字がはっきりした。このまま拾い出しの実務で試験的に使用したところ、本体クリアだと図面と同化して数字や文字が見えにくい事が発覚した。クリアファイルを拾い出し定規と同じ厚さに切って図面に割り当て文字と同化しない色を選択して改良を依頼した。
試作品5:色をつけたが、まだ強度不足
複数の同業者に使用してもらったところ、
「定規目盛りの方向を変えた方が使いやすい。」
「開口の長さもあったらいい。」
と要望があった。また作図において開口内の角を滑らかにする面取りをした方が書きやすいと判断した。強度が無く少しの捻じれで亀裂が入る事が発覚。
試作品6:量産試作1号
厚みを増し強度的に問題は無くなった。開口長さも入り、使用用途が一つ増えた。面取りを優先した為、本体がひと廻り大きくなった。大きくなった事で文字ずれが発生。定規目盛り方向も変えた為、見やすくなった。作図時各開口にセンターラインが入っている方が書きやすいと思った。
試作品7:量産品完成
最後、文字を中央に揃え、各開口にセンターラインを入れて、ようやく完成となりました。
仕様
本 体:PS
梱包袋:PP
梱包材:PE
ラベル:PP
取り扱い上の注意
- 本製品は図面上での拾い出し、作図において使用する事を目的として作られています。上記以外の使用方法については自己責任においてご使用ください。
- 製品の縁で指先等を切る事がありますのでご注意ください。
- 幼児の手の届かない所で保管して下さい。又なめたり口に入れたりしないで下さい。
- 直射日光または高温多湿での使用は商品が変形等する可能性がありますのでご使用をお控えください。
- 面積やm数等の正確な数字を計る場合は、実寸を優先してください。
- 極度のひねりや衝撃、圧を加えますと製品の性質上、割れたり変形したりする恐れがあります。
- 図面等の用紙縁が接触し、テンプレートの開口等で引ってしまう可能性があるので十分お気を付けください。
- 本品の破棄、処分は自治体の法令に従って行ってください。
- 弊社は本製品に関して生じたお客様及び第三者の結果的損害、付随的損害、逸失利益などの間接障害について、それらの予見又は予見可能性の有無にかかわらず一切の責任を負いません。ただし弊社に故意または重過失が存する場合またはお客様が消費者契約上の 消費者に該当する場合は、この限りではありません。本製品の使用に関し弊社が損害賠償責任を負う場合、本製品の代金相当額を限度として賠償責任を負うものとします。